
院長藤末洋
先代の院長であった父の背中を見て育つ。兵庫医科大学卒業。泌尿器科を専門とし、大学で泌尿器科助手を務め関連病院で透析を含めた全身管理の経験を積み、ドイツのドルトムント市立病院に勤務。その後市立川西病院の泌尿器科医長を経て、1995年父から継承する形で院長就任。2014年に院内をリニューアル。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。
地域に信頼され何でも相談される医師となり
人生の最後まで寄り添う医療をめざして
当院は父が1948年に開設した医院で、地域の方と密な関係を築いてきました。私は1995年まで泌尿器科の医師として病院で研鑽を積んでいましたが、父の入院を機に当院の在宅医療を担った際に、父が築いてきた患者さんやご家族との関係や地域医療の必要性を実感し、継承を決断しました。
就任当時からかかりつけ医として診療させていただき、ご家族でご通院いただいているケースも多く、幸いに思っております。地域の方が何でも相談することができる医療の窓口として、一人ひとりの歩みに寄り添う診療を心がけています。病院などの専門の医療機関との連携を強化し、必要であれば速やかにご紹介できる体制も整えています。
近年は急速に進む少子高齢化も地域の課題です。当院では10年以上前から在宅医療の多職種連携に力を入れ、スムーズに情報共有ができる仕組みづくりも進めています。地域の方が「悔いなく自分らしく最後まで生きる」ことをサポートできるよう、今後も行政や医師会と協力し合って取り組んでいきたいと考えています。
幅広い相談に対応する
プライマリケアに注力
地域のご高齢の方を中心に、幅広い年齢層のかかりつけ医として診療しています。全身の健康を管理し、ご家族のご相談も承ります。
地域で必要とされる
在宅医療に対応
通院が困難になった方の在宅医療に先代の頃から力を入れてきました。休診日など診療時間外にご自宅や施設に訪問して診療します。
自身が望む医療やケアを
表明できる環境を
終末期医療の希望などは事前に意思表示しておくことが大切です。院長は人生会議のための冊子(ACP)の作成に携わりました。
内科
地域の方が何でも相談できるかかりつけ医として、風邪や腹痛といった症状や不調から、生活習慣病などまで幅広く診療しています。院内では検査環境を整え、エックス線・骨密度・心電図・ホルター心電図・血液・尿・エコー検査に対応しています。必要に応じて、専門の医療機関のご紹介も行っています。インフルエンザや肺炎球菌など各種予防接種や健診にも対応しています。
泌尿器科
院長は大学病院や総合病院で手術まで手がけてきた泌尿器科のエキスパート。当院でも、尿が出にくい、残尿感がある、頻尿、夜尿症などの尿のトラブルや、尿路感染症、男性生殖器などのご相談に対応しています。トイレには尿流量測定装置を備えており、いつもどおりに排尿していただくだけで、尿の勢いや量を検査することができます。また、前立腺がん検診にも対応しています。
在宅医療
主に高齢で通院できなくなった患者さんに向けて、サービス付き高齢者住宅やグループホーム、ご自宅に伺う訪問診療を行っています。血圧の測定や聴診・問診、必要に応じて採血や処方をするほか、泌尿器科専門の医師として排尿が難しい場合に膀胱内にカテーテルを留置する処置に対応しています。地域のケアマネジャーやヘルパー、訪問看護師、薬剤師、ご家族などとの連携を重視しています。
発熱の外来
当院は発熱等・診療検査医療機関に指定されており、新型コロナウイルスに関する診療・検査が可能となっております。発熱した方の待合室はクリニック正面玄関の左奥の屋外になります。寒さ(冬季)に配慮し、ストーブを設置しています。
医療法人社団雄敬会 藤末医院
阪急宝塚本線「川西能勢口」駅の東改札から東へ徒歩5分
①当院は令和6年6月より、医療DX推進体制整備加算の届出をしております。
②オンライン請求を行っております。
③オンライン資格確認を行う体制を有しております。
④医師が、電子資格確認を利用して取得した診療情報を、閲覧又は活用できる体制を有しております。
⑤電子処方箋を発行する体制については令和7年3月1日から開始する予定です。
⑥電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。(経過措置 令和7年9月30日まで)
⑦当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認を行う体制を整備しております。
⑧医療DXを通じて質の高い医療の提供に努めています。